奨学金という名の借金

私は大学生の時、日本育英会の奨学金制度にお世話になりました。

日本育英会は、今は日本学生支援機構という名前になっておりますね。

ホームページには

[su_quote cite=”奨学金は、経済的理由により修学に困難がある優れた学生等に対し貸与されます。また、卒業後返還された奨学金は、後輩の奨学金として再び活用されます。 家庭の経済状況やあなたの人生・生活設計に基づき、十分考慮のうえ申込みをしてください。”]引用[/su_quote]

と書いてあります。

私の家庭は、そんなに貧乏ということもなかったんですが、ワンルームマンションに一人暮らし、学費に生活費にクラブ活動の費用などもいるので、結構大変ということで、奨学金を申し込みました。

金利ゼロの第一種と、金利3%の第二種がありますが、私はそんなに優秀でもなかったので第二種でした。

第一種は、学校の先生になれば返済を免除というルールでした。私は学校の先生になるつもりは全然なかったので、返さないといけないということを承知の上での借金です。

だいたい大学入学時に人生・生活設計もないもので、まあ、なんとかなるだろうという先の見通しのない借金です。

そもそも借金だという意識もなかったです。

 

卒業後はおかげさまでカーディーラーに就職し、安定したお給料を頂いてたので、およそ15年ほどかけて奨学金は返せたんですけど、けっこうしんどい時もありました。

当時は学生の売り手市場で、就職先に困るということもなかったし、恵まれていたと思います。

不景気の就職難の時代になってからの学生は大変だったようで、返済を滞納する人も多かったとか。

奨学金は、学生支援どころか、優秀な若者の未来を潰す元凶にまでなっていたようです。奨学金を受けた優秀な学生同士が結婚したりすると、ダブル借金でお先真っ暗という話も聞いたことがあります。

やっぱり借金はこわいな、と思った次第です。

 

奨学金という名前ではありますが、実態は学生向きのローンなんですね。その証拠に日本学生支援機構は結構な利益を上げているそうです。

今後日本を支える若者を育成するためのものなら、貸し付けなんておかしいと思うんです。ましてや、利息を取るなんて、どういうこっちゃ。

本当に大学で学ぶべき人材は、厳選して、タダで進学させればいいと思うんですよねー。

私なんて奨学金を受けながら、けっこう飲んで遊んでました。それはそれで肥やしになっていたかもしれませんが、そんな学生に金を貸すのはダメですね。あとで苦しめます。

それより貧乏な学生は、自分でバイトなりビジネスをはじめるなりの才覚を伸ばすほうが、きっと将来のためになります。

 

奨学金があるから大学に行く、大学に行っても稼げない、返済に追われて人生真っ暗。

お金がないから、早くから働く。早くから働くから稼ぎ上手になる。借金もないから人生バラ色。

 

こんなに単純な図式ではないでしょうが「人生・生活設計に基づき、十分考慮のうえ」借りない、進学しないというのも悪い選択ではないかもしれません。

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