借金に依存してた私の借金歴

0-78自己紹介がてら私の借金歴を。

私が最初に借金をしだしたのは、銀行のキャッシュカードのカードローンだと思います。サラリーマンだった時でした。あれって、通帳を作った時についてくるカードで、残高がマイナスになってもまだ引き出しができるんですよね。

そもそもは定期預金があるから、借入枠があるということなんですけど、定期を解約して、まるきり銀行に自分のお金はない、という状態でも、限度枠いっぱいまで引き出せるんです。

すると勘違いが起こりまして、残高ゼロじゃなくって、借入の限度が基準になってしまって、ここまでなら大丈夫、と思ってしまうんですね。

私は限度額が50万円でしたので、50万借り入れしている状態が多かったです。口座の表示はマイナス50万円です。自分の口座だから使いたい放題だと思い込んでましたが、金利はしっかりかかってます。ときどきボーナスが入った時など、借入口座の方に振替をして、マイナスを消したりしてはいましたが。

そういう習慣付けをさせられることに、お金を借りるという感覚に麻痺していくんだと思います。

 

カードローンの次はクレジットカードです。現金が手持ちにないときや、ネット通販で活躍します。

引き落とし先は、カードローンと同じ口座なので、口座の残高がない、というか限度額に近い場合は、一括決済はできません。本一冊くらいならいけますが、数万円になると厳しいです。

ここでリボルビング払いの罠にハマりました。月々支払は1万円だけでOK。これだと、10万円使っても、10ヶ月で支払えばいいってことになるわけですが、翌月もまた使うので、未払がどんどん大きくなります。

未払のつもりでしたが、けっきょくリボルビング払いは借金でした。金利は高いです。

 

次に借りたのは事業資金です。サラリーマンをやめて事業を始めたんです。これはハッキリ自分の意志でもって、お金を貸してください、とお願いしにいったわけですが、ぜんぜん後ろめたさはなかったです。

商売を始めるのに、融資を受けるのはあたりまえじゃないか、という感覚です。国の制度など、使えるものは使い倒さないと、と義務のように感じて借りに行きました。ほとんど助成金を受ける感覚です。もちろん助成金ももらえるものはみんな申請しました。

この感覚は、学生時代に奨学金を受けていた時に培われたような気がします。使える制度はつかわないといけない、というような。

今から思うと大間違いですね。奨学金も借金でした。私は奨学金は、滞ることなくストレートに返せましたけど、しっかり金利はついてましたね。いまは、奨学金が返せないということが社会問題になっているようです。

 

その次の借金が、クレジットローンです。高額商品の分割払いです。高額商品といっても、成功するとかお金持ちになるとかいうようなセミナーとか、商材なんです。

お金持ちになるための勉強をするための借金だから、悪かろうはずがない。前では先生が、一生懸命お金の貯まる方法なんてしゃべっていて、後ろで、次のセミナーの申込はクレジットで、なんて言っているんですから矛盾も甚だしい。

ひとつのセミナーのローンを払い終わる前に、次のセミナーをクレジットで申し込むんです。一つのセミナーの支払いは月数千円とかですが、重なってくると、キツイですね。多い時は5つくらい重なっていました。

支払日がマチマチだったりでややこしいので、おまとめローンにしてもらいました。これが信用金庫とのお付き合いの始まりです。返済期間は少し長くなりましたが、月々の返済額は少なくなりました。

おお、安くなった! 不思議だなーと感心しておりました。金利はたいして違ってなかったはずで、総支払額は増えていたはずです。残り僅かの借金ならそのまま返せば元本が消えていくはずなのですが、新しい借入だと、はじめの方の支払いは金利分の割合が多いですから、総支払額は増えるんです。

月々の返済金額しか見ていなくて、金利のことは考えていなかったです。年率何%、高い、安い、というくらいの感覚しかありませんでした。それも、前のと比較して、高いか低いかというだけのことで、だいたい金利という物自体、よく理解できていなかったです。

 

それから、リースです。自動車、FAXの複合機、電話。これらはリースがいいのか、ローン、クレジットがいいのかということもわかっていませんでした。

リースは借金じゃなくって、月々のレンタル料でしょ、と思ったら大間違い。

これについてはまた詳しく書きたいと思います。

 

借金も、商売が上り調子の時はイケイケ気分でいいんですけど、頭打ちになってくると、返済が厳しくなります。調子のいい時に増やした人員や、設備も負担になってきます。

固定費になってしまっているんですよね。固定費はコストダウンしにくいです。リストラが必要になってきます。

ここでリストラしないで、また再上昇することを期待すると、何をするかというと一時しのぎの借金です。

売掛を担保にする商工ローンなんてのまでありますね。パンフレットにはもっと感じの良い書き方をしているのですが。これも罠です。

私のしていた商売は、介護の仕事でして、売掛金というのは、国民健康保険連合会を通して市町村からいただける報酬です。とりっぱぐれがないので担保になるんですね。

手のこんだところだと、介護報酬請求業務を代行して、一ヶ月前倒しで払ってくれるという金融業者もありました。

 

結局、私は信用金庫から追加融資を受けました。設備投資と運転資金では金利も違います。運転資金のほうが高いです。

追加で融資を受けると、月の返済額も増えます。売上は増えてません。毎月の支払い給料などの固定費は一緒です。当然ながら、またしばらくしたらお金が足りなくなります。

で、どうするかというと、また追加で借ります。

この辺りから毎月胃が痛くなってくるわけです。

 

気づいた時には、借金が5000万円くらいになっておりました。赤字で債務超過です。

それで破綻しました。

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