債務整理と連帯保証人

0-91保証人の判は押すな! とよく言われることです。多くの家の家訓だったり親の遺言だったりします。

保証人の中でも、特に連帯保証人は危険です。

私も友人の借金の連帯保証人になったことがありますけど、非常に危険で破滅を招く行為です。さいわいその借金の事故は起きず、もう5年ほど経って完済はしているでしょうが、その友人との縁はすっぱり切りました。(他にもいろいろ無茶なことありましたので。)

今後もその友人から、電話がかかってこようが手紙が来ようが死にかけていようが、拒否するか逃げるつもりです。会ってしまって口を利いたら損する!と思っています。死んだらお葬式くらいはいってもいいですけど。(様子見に。)

連帯保証人が危険な理由

なぜ、連帯保証人が危険だといえば、本人の代わりに借金をするのと同じだからです。本人が返せなかったら、債務は連帯保証人に移ります。問答無用です。

単なる保証人なら、まずは本人から取り立ててくれ!と「催告の抗弁」や「検索の抗弁」ができたり、他の保証人たちと分担しあう、ということもできますが、連帯保証人の場合は、指名されればそれまで。逃げられません。しかも、全額一括返済を迫られます。

本人が自分の資産を持って逃げたとしても、連帯保証人がケツ拭きしないといけないのです。

債務整理も本人ではなくて、連帯保証人が債務整理するハメになりかねません。ヘタしたら連帯保証人のほうが自己破産です。

100万円程度の保証人なら、万一のことがあってもなんとかなる、などと簡単に思わないことです。返済が滞って延滞していると、複利で金利が膨れ上がって、とんでもない額になっている可能性もあります。

子供のために死んでもいいと思える親だとか、死ぬときはいっしょの一心同体の夫婦とか、そのくらいの関係でないと連帯保証人にはなるべきではないです。

そして、胸を張って生きていくためには、連帯保証人を求められるような借金もするべきではないです。

法人の借金に社長の連帯保証人を求められるのは、会社と社長は一心同体なのでアタリマエと思われていますが、こちらも民法改正で原則禁止という方向になっていくようです。

個人間の連帯保証も原則禁止にしてしまえば、もっと審査も厳しくなって、借金できない人が増えて、質素堅実に生きる人が増えて、破産者も減るんじゃないかな? と思います。

 

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