借金してまでマイホームは必要か?

0-41マイホームを買うときは住宅ローンを組んで購入するという人が多いと思うのですが、住宅ローンが払えなくて、破産する人はありえます。35年もの将来にわたって、ずっと安泰なんて、誰が保証できるでしょうか。

借金を減額してもらえる個人再生手続きでも、住宅ローンだけはまるまる残ります。払えなければ、任意売却か競売になって自宅を手放すことになります。

そもそも論なのですが、マイホームは必要でしょうか。借家だとダメでしょうか。

お金を借りるとき、持ち家か借家か記入する欄がありますけど、人に聞かれて答える必要がある時って、そのくらいのものじゃないでしょうか。

自宅を持つメリットとして、

○資産になる。
○家賃がいらない。
○自由に改修改築できる。
○借金しやすい。

というようなことがありますが、

○住宅ローンが残っているうちは資産じゃなくって負債ですし、住宅ローンを払い終わった35年後には、建物に資産価値はたいして残っていないでしょう。修繕費ばっかりかかって、家計の負担になっているかも。ロバート・キヨサキも、お金を生み出さないものは資産ではなく負債だと言っています。

○持ち家は家賃はいらないかもしれませんが、住宅ローンは払わないといけませんし、保険もかけないといけませんし、住宅ローンを払い終わっても固定資産税はかかりますし、その頃には修繕費もかさんできます。

○自由に改修改築はできるかもしれませんが、自由に引越はしにくくなります。家に人生が縛られてしまいます。マイホームを建てた翌年に転勤命令がでて単身赴任で家庭崩壊というのはよく聞く話です。

○借金しやすいというのは、ローンが終わっていての話で、担保にできるかどうかという話です。

マイホームを子や孫に残すことができるという考え方もありますが、子や孫はもっと自由に世界を羽ばたいているかもしれませんし、不動産の相続は、揉め事のもとになりやすいです。争続の元凶です。

たいした家でもないのに、なければないでよかったのに、残したばかりに骨肉の争いというのもよく聞く話。家は長男が継ぐ、という時代ならそれでよかったのでしょうが、時代は変わりました。

 

というわけで、一生賃貸住宅というのも悪くないと思います。

その次は、資産価値の下落(値下がり)のゆるい中古物件の購入です。新築は購入時と売却時の値段の差が大きいです。中古物件ならそれほどでもないです。周辺が開発されて地価が上がったりすると、うっかりすると儲かります。

高齢になった時に、老人ホームの費用を捻出するためにも売りやすいですね。

一括現金で買える家なら、何らかの事情で失うことがあっても借金は残らないわけで、マイナスにはなりません。資産が減るだけです。

その時の経済事情に応じて、羽振りがよければ家賃の高いところに引越したり、古い家を売って、大きめの中古物件に住み替えたりするのが、将来的に安心な気がします。

売らずに貸家にして家主になれば、収入の入り口が増えてなお良しですね。

 

というわけで、将来の見通しもないのに住宅ローンを組んで、新築のマイホームを建てるのには賛成しない、という私の意見でした。

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