自己破産とは?

自己破産ってなんでしょう。人間失格になるんでしょうか?

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私が借金を残して会社をたたむときに、自己破産経験のあった老齢の社員から「自己破産しなはれ~」とアドバイスを受けました。(給与の遅延はしなかったので、社員たちからはそんなに恨まれてなかったのです。)

「自己破産したら楽になれまっせ~」と囁いてくれました。

あんまり信用してなかったのですが、専門家への法律相談の結果、自己破産も悪いものではないな、と知りました。(私の場合は任意整理で処理することになったんですが。)

 

自己破産は救済措置です

もし、代表者の私が会社の保証人でなければ、会社を破産させればそれでおわり、ということもできたわけですが、日本の中小企業は経営者と一心同体ですので、逃げられません。会社が破産すると社長個人も破産ということが多いです。

会社の借金の返済や、支払いができなくなったぶんを、個人でかぶることになるのです。

[su_highlight background=”#fbfd60″]自殺して生命保険で払おうか、夜逃げして姿をくらませようかという短絡的で悲劇的な行動に出なくてもいいように、法律が救済してくれる制度が自己破産[/su_highlight]です。

裁判所で破産手続きをして免責の許可を得れば、借金は返さなくてよくなります。

個人的な浪費やギャンブルで借金をしまくった、という場合は免責不許可になる場合もあるようですが、事業の失敗や、生活苦の借金なら、不許可ということはないでしょう。

ただし、破産しなくてもやっていける余力があるとみなされた場合は、自己破産せずに、資産を売っぱらえとか、誰かに助けてもらえとか、債権者と相談してなんとかやっていけ、ということになります。(これが任意整理)

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自己破産後の生活はどうなるか

自己破産するとどうなるかというと、借金などの債務がなくなるかわりに、資産はなにもなくなります。家や土地、自動車などは手放すことになります。(生活に必要な100万円程度の現金と、ポンコツ車など資産価値がないものは手元に残せますが。)

金融業者からの信用はなくなりますので、借金はできなくなりクレジットカードも使えなくなります。

官報に破産者として載ります。

しかし、[su_highlight background=”#fbfd60″]これだけのことでして、法的なペナルティというものは特にない[/su_highlight]のです。破産して免責されなかった人は、職業が制限されますが、免責されれば制限はありません。

なんにも持ってないだけのただの人になるのです。

会社をクビになることも離婚されることもないのです。(クビになったり離婚されたりは、会社や配偶者との関係に問題があったのでしょう。)

免許証もパスポートもあるし、健康保険も使えます。

家族もいっしょに破産しないといけないわけではないので、人間関係が良好なら養ってもらえるでしょう。

自己破産は、人生をやり直せるための制度と言えます。

自己破産の費用

お金がないから破産するわけですが、自己破産の手続きにも費用はかかります。自分で裁判所で手続きをすれば、1万円から2万円くらいです。

資産の処分が必要な場合、管財人の専任が必要となり50万円から100万円程度かかります。

自分でやると、不備があって手続きがスムースに行かなかったり、免責不許可になってしまったり、うまくいかないこともありますので、弁護士にお願いした方がいいでしょう。

弁護士や司法書士も借金相談は、無料で受けてくれますし、費用も分割や後払いしてくれます。公的機関が立替してくれる制度もありますので、そのあたりも相談できます。

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